空き家買取｜空き家買取のメリット・デメリット。買取に向いている人・売却の流れを解説

空き家を所有していると、固定資産税や都市計画税がかかります。将来的にも使用する予定が無ければ、手放す方が得策と言えます。そこで利用すると便利なのが空き家買取です。利用することのメリット・デメリットや買取にむいている空家など、売却までの流れを踏まえて解説します。

空き家買取は、不動産会社が買主になるので購入希望者を探すのに苦労することはありません。どこが高く買取ってくれるのかも、インターネット査定を利用すれば簡単に知ることが出来ます。

買主が不動産取引のプロなので、一般の人なら躊躇するかもしれない要素があっても、プロとして解決出来ると判断した場合は躊躇なく買取を行ってくれます。

また、老朽化した建物を取壊すなどの売るための準備をする必要もなく、ありのままの状態で引き渡すことも可能です。これらが主要なメリットになりますので、売りたい空き家に買い手が二の足を踏む恐れのある要素があったり、早く処分したい場合は買取にむいている空家と言えます。

デメリットは相手が不動産会社であることから、通常は転売を予定していますので、最終的な販売価格は買取価格より高く無ければ利益が出ません。ですから、買取りの際の価格は使用者に対して売却することに比べると安くなる傾向があります。

空き家買取を利用する流れは、不動産会社探しから始まります。どこでも扱っているわけではないので対応してるところを見つける必要があります。たくさんの不動産会社が行っている業務ですのでインターネットで検索すれば簡単に見つかります。

この段階で一社に絞る必要はなく、数社をピックアップして査定を依頼します。簡易な査定方法を採用しているところも多く、時間がかかることはありません。査定が終わればそれぞれの条件を比較します。

その後、交渉に入っていくのですが、この際に大切な事は、最も価格の高かったところのみと交渉するのではなく、上位数社の話を聞くことです。話し合いの過程で他社の価格を引き合いに出すことで、より良い条件が引き出せることもあります。

また、数字だけを比べるのではなく、手続きに関する詳細も確認して総合的に判断します。担当者は売却完了まで付き合う相手になるので、誠実さが感じられることも大切です。

メリット・デメリットがありますが、多少価格が安くても早く処分したい場合は、空き家買取を利用する方が得だと言えます。条件の良い不動産会社が見つかれば、専門家を相手に話をするだけです。売却完了までの時間も短くて済みますし手間もかかりません。