空き家 売却|空き家を高く売却するには査定前の片付けが必須!片付けの費用や方法
両親が高齢になり施設に入居した、またどちらも他界して実家が空き家となり売却を考えているという方も、多いのではないでしょうか。少しでも空き家を高く売却したいなら、査定前の片付けは必須です。片付けが必要な理由や、期間と費用・方法と流れなどをまとめてみました。
片付けが必要な理由をチェックしよう
空き家を売却する際、片付けは必ず行っておく必要があります。片付けが必要な理由として、まず挙げられるのが内見のときに狭く見えるという点です。古い家具などが残っていると狭く見え、イメージがマイナスとなってしまいます。
また売却時の査定でマイナス評価にもなるため、片付けは必要です。家財道具を置いたままでも査定をしてくれる不動産会社はあるものの、買い手が見つかっても入居までに不動産会社の手によって不用品として処分されます。不動産会社は査定の際に不用品処分費用をあらかじめ見積もって、その分をマイナス評価にするため高く売れません。
こうなると気になるのは片付け期間と費用です。期間と費用の平均は3か月以上かかったというケースが、約50%にものぼります。費用は空き家の広さでも変わってきます。1LDKだと遺品整理業者に依頼した場合、約7万円から20万円ほどです。4LDK以上となると22万円から60万円という費用がかかります。
空き家の片付け方法と流れをチェック
実家の空き家売却で片づける方法と流れには2つの種類があります。できるだけ予算を少なくして片付けたいという場合、自分や親族で行うという方法です。自分や親族で片付けるメリットとしては費用が節約できるだけでなく、プライバシーが守れる・思い出の品などに触れることで気持ちを整理できるなどが挙げられます。
ただ片付けのプロではないので時間がかかる、重い家具などを捨てるのにかなりの体力や労力が必要、精神的なダメージといった注意ポイントもあります。
自分で片付けする際はまず貴重品などを探し、どこから片づけるか順番を決める、自治体のゴミ処理法を確認して行うのが片付けの流れです。
プロに片づけてもらう場合、不用品回収業者と遺品整理業者に依頼するという方法があります。おすすめなのは遺品整理業者です。不用品回収業者は全てゴミとして扱いますが、遺品整理業者は貴重品の捜索や買取品の査定もしてくれるので安心です。
いくつか遺品整理業者をピックアップし見積書をとり、信頼できる業者に依頼しましょう。片付けの日は立ち合いとなることが多いので、休日などに予約するのがおすすめです。
自分に合った片付け方法を選ぼう
空き家となってしまった実家を売却する際、少しでも査定額をアップするには片付けする必要があります。自分や親族で行うのも良いですが、体力的に難しい、早く売却したいなら遺品整理業者に依頼するのも1つの方法です。予算などに合わせて自分に合った片付け方法を選びましょう。